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カテゴリ:クラニオセイクラル( 36 )

クラニオセイクラルバイオダイナミクスvol.15

vol.14では重要な3ツの知覚レベルを紹介しましたが、もう一つ
<フルーイッド・タイド>があります。
これはミッドタイドの中で感じる縦の流れです。後に詳しくてみていきます。

度々確認しなければならないことですが「自らの触診を通じてシステムの健康や活力と直後繋がることを学んでいることを忘れないことが重要だ。タッチやプレゼンス(向き合い)の状態を通じて健康を単に映し出すという、そのことがクラニアルコンセプトにおける治癒過程の基本のひとつである」
リソース・静止〜静止点
リソース=資源 治って行く力のエネルギー源、ポーテンシーをより活性化させるための燃料。
※命の息吹のポーテンシーがもっとも基本的なリソース
※静止がこの基本土台にアクセスし解放する鍵とる(潮流の静止の中に存在する)

動的静止
潮流が静止した状態で命の息吹を直接感じ取ると静止がシステムの最も基本となるリソースであるのがわかる。
動的静止は生命の起こってくる中心・土台にある。
※静止点:ポーテンシーの解放→再活性化
※静止の間CSFとシステムの中の体液は命の息吹の要素で活性化される。
※停滞したポーテンシーが働き出す。
※静止の間1秒〜数分間、鬱滞、消耗したシステムは必要なだけ、可能な限り留まり続ける。
※静止の7ツの深度
1) 身体レベル:最初の深さ。体全体の深い静止感。身体的抵抗は停滞支点が処理されると解決
2) 感情レベル:感情的蓄積の静止。感情処理を外に出すのが目的ではない
3) 精神・心理レベル:心理的パターニング、条件づけされた自己の発達的、心理的。
ーーー以下人間心理の無意識、未知の領域ーーー
4) 欲求、ハートレベル:定められた欲求や本能的な命令の層(無意識な行為、カルマ的性向)
5) マインドレベル:より大きい相互の繋がりや生命のホリスティックな体験、深い慈悲心
6) 精神レベル:自我意識の消滅。2元性→1元性 分裂→統合
7) 根源レベル:空 真我



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by kardawork | 2014-04-24 17:02 | クラニオセイクラル

クラニオセイクラルバイオダイナミクスvol.14

vol.13で知覚練習した、その各々のレベルの意味すること

<CRIレベル>
構造やシステムの速い個々の動き(8~14/1分)では過去の出来事、トラウマ、病変、毒素、遺伝的特質などの影響により様々なリズムで現れる。普遍的なものではなく個人的体験や個性を表している。
人間システムの中に現れる苦痛の結果とつながりを持てる。

<ミッドタイドレベル>
働く力の認識へとシフトする。システムが一体化した活動の場全体として感じとられる。
ここではポーテンシーは体液の中でより直接的にかんじとることができる。
組織の構造や動きは全体の動きの中の一部分としてより強く感じる
※ミッドタイドレベルは人間システムの深い部分に向き合う(プレゼンス)ことが可能な場所。
その人のその時の体液、組織、細胞…などの状態と向き合うこと。それがクラニアルコンセプトにおける重要な治癒過程、基本です。

<ロングタイドレベル>
全てに浸透していくような深く、広く、ゆっくりとした現れ。
「命の息吹」は人間システムを形成する“風”としてロングタイドを現す

今まで「自分の手が溶けてなくなってしまったような感覚」という比喩を使ったけどロングタイドでは自分自身が「溶けて亡くなってしまったような感覚」を持つ。
人間形態の形成場(生体電気場、生体電磁場)を生み出す大いなる風のように感じられるだろう。風はあなたの体を通り抜けていき、あなたは海の上にすえわっているかのように感じるかもしれない。
施術者の役割は命の息吹が本当に治癒に働いているように見える時それをするどく反映し認識することである。
治癒は共鳴し再び結びつくことによって感じとられる。
治癒とは生命の根源的意思そのものを再接続、再編成、再形成する一つの要素である。

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by kardawork | 2014-04-23 15:33 | クラニオセイクラル

クラニオセイクラルバイオダイナミクスvol.13

クラニオリズムの知覚練習

1) 中立位( vol.12と同じ)

2) CRI (8~14/1分) 組織の上に浮かぶ手→組織、骨、膜に意識をおく→それらの組織にいかなる
圧 もかけず、それがどのように動いているか?何も探さない、期待しない、ただ待つ、聴く。

3) ミッドタイド(2.5/1分)にシフト
体液の中に浮かぶ手、手は体液の中に浸っている。

4) その人とその人を取り巻く全体(生体場:人間全体・体・その周りのポーテンシーの場)を包み込むよ
うに知覚場を広げる。体液や体組織を全体として感じる。

5) 心を静かに平静に、広く柔らかく且つ鋭い鋭敏性を持って傾聴!
あなたは注意の場の中にその人の全体を包み込んでいる。数分間留まる。

6) ロングタイド(1/100秒) ポーテンシーの中に浸る手
患者がその中心にいる生体場

7) 6の意識のまま知覚場を地平線に向けて広げる。中心にいる患者が安全に守られている範囲をキー
プする。
心を静めて地平線に向かう意思が、返って来る感覚情報とバランスがとれているか?

8) ロングタイドが知覚場に現れるか。
まるで命の息吹のポーテンシーがいたるところに広がり、あらゆるものに浸透するかもように見え
るかもしれない。海に浸って波が自分を通り抜けるようかもしれない。
この大きな場の中でただ傾聴する。
数分間とどまった後知覚場を優しく、生体場とミッドタイドレベルに戻し、ゆっくりと手を離す交
渉をする。

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by kardawork | 2014-04-22 12:58 | クラニオセイクラル

クラニオセイクラルバイオダイナミクスvol.12

触診練習

変移が分かるようになれば人間形態の中に生命が生じることが分かり、その治癒の過程に知覚的にアクセスするようになる。

1) 頭:内なる中立位、大きな知覚場、手を浮かせるように
患者のあたまに動かされるように、傾聴!
2) 意識の中に、静止 →動き→形
3) 動き、形の中に体液、組織の反応を感じる。リズム、潮流が生じる転換点(変移)
を感じるか?
4) 仙骨でも繰り返す。

クラニアル・コンセプトにおける最も重要なスキルのひとつ、命の息吹が生じる異なった潮流リズム(クラニオセイクラルリズム)知覚を同調させる力である。

すべての潮流現象は命の息吹が生み出す呼吸周期の現れである。

※クラニアル・リズミック・インパルス(CRI) 8~14/1分サイクル
水の上のコルクの様に組織の上に浮かぶようにタッチ。
知覚場:そしき、骨、膜。 心:個々の構造、部分のつながりに向ける。

※ ミッドタイド 2.5/1分
体液の中に浸す、浮べる。
生体場全体を包むように広げる。
心は比較的穏やかに、より大きな場を保持し、その人全体とのつながりに向ける。

※ ロングタイド 1/100秒
ポーテンシーの中に浸す、浮べる。
意識は地平線まで広げる。
心を広大にして静かで命の息吹とともに呼吸する。

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by kardawork | 2014-04-21 11:01 | クラニオセイクラル

クラニオセイクラル バイオダイナミクスvol.11

vol.10の「見るな!聴け」について
わたしが思うには、見る は自分から相手に向かう矢印。聴く とは向こうから自分に向かう矢印。

見るとは焦点を絞り意志する行為。これは患者システムに自分を投影しかねない。
聴くとは患者システムと適切なコミュニケーションを取るスペースがある。
手から受ける情報、感覚、認識場に湧き上がる全ての知覚現象を鋭い認識や好奇心と結びついた柔らかな意志を持って聴く。

変 移=状態の変化。人間固有の設計図、根源的基盤は変移を通じて表され維持される。
命の息吹(CSF:髄液の流れ)がポーテンシー(治って行く力)が生じる時、変移が起こる。

ポーテンシーの発生→変移の発生→体液内でのさらなる変移→生きた設計図として細胞、組織全てに 順に現れる→根源的基盤が人間システム内の構成力として機能。

静止から形へ
インドの伝統的な医学体系であるアーユルヴェーダによると、変移の過程とは意識が形あるものになって行く過程であるという。
「原初の意識」が実体化し形あるものとして現れるために変移していく。

静止より 動きは生じ
動きより 力は生じ
力より 結合が生じ
結合は 形 成さしめ それを保たん

静止は他の全てを生み出す土台である。静止は何らかに成らんがために動きを生み出す。それは人間として実体化するための意思とみなして良いだろう。

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by kardawork | 2014-04-15 14:51 | クラニオセイクラル

クラニオセイクラルバイオダイナミクスvol.10

【触診と潮流の現れ】

知覚すべきものは何か?何を知覚するのか?ただ傾聴しどんな現象を感じたか?

人間システムの本質➡︎「健康」
オステオパシーの中で言われている健康とはわたしたちの存在の核心であり多少なりとも、増えるこ とも減ることもない。私たちの体が病むことなどあり得ない。
体の健康は受精から死ぬまで1日24時間100%有効であり従ってそれは終息するのではなく発散するのだ。


※健康とは病的症状がないとか調子が良いとかいうものではなく自由な表れの一部分かもしれない。命
の状態との普遍的接点。

※患者の病状に注意を奪われることなく知覚場全体(命の息吹の表れ)を通じて健康や体験を直接コンタクトする。
この知覚的シフトでは健康を完全に広がった永遠の存在として見る。

体の生理的機能、生理的システムではない。一次的しょり、時間的作用でもない。
たとえどんなに絶望的であっても健康を感じ取り患者の傍でその知覚を促すことが施術者の役割である

「健康はここにどんな風にあらわれているか?」とただ問いかける
システムの中の現象に気づいても知覚場を狭めてはならない、感じを捉えようとしてはならない。
どんなやりとりをしようとしているのか?
健康状態を何が告げているのか?
健康はどのように表れるのか? なにも期待せずただ聴く。

生命の息吹➡︎潮流現象《生命の息吹の意志や構成機能の現れ》を生み出す。
• どんな種類の潮流現象も感じ取れる?
• 特定の動き、リズム頻度など探さない(特別なリズム、律動、現象を感じないゼイタク)来させる!

「見るな!聴け」/b>
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by kardawork | 2014-04-03 18:19 | クラニオセイクラル

クラニオセイクラル バイオダイナミクスvol.8

だんだん具体的になってきましたね、試しにvol.2を読んでみてください。
2はホント ワカンナイ…って感じでしょ?
ここでは自分がまずやるべき事が具体的に書かれています。

< 施術者支点の確立>
自身の境界を確立、維持し患者システムの境界を尊重すること。
全ての運動、自動性や動きは常に支点のまわりでおこる→支点とは動きを作り出す静止の場

<距離と境界について>
圧や力ではなく意図や暗示を与える。
集中力やタッチの重さ。
施術者が一生懸命すぎる、集中しすぎる…タッチは優しいが注意が優しくない…
患者のシステムとの繋がりに距離感を確立する。

1)楽に座り治療台の頭側にいて意識を自分に向け中立位、施術者支点を確立。
手を前において患者の頭を優しくホールドしていると想像する
どんな圧もかけない優しいコンタクト→施術者支点の再構築。

2)自分の3m後ろ位に立っていると想像する。たとえば腕が長〜く伸びている。
そこでも施術者支点が確立していること→空間感覚

3)充分な空間を感じることができたら少しづつ距離を狭めベストなきょり、境界をつかむ
各々のセッション、体の部位、患者によって、経過時間等それぞれ違ってくる。

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by kardawork | 2014-03-25 15:33 | クラニオセイクラル

クラニオセイクラルバイオダイナミクスvol.7

治癒のためのつながりを作り出すやり方
   安全で信頼に足る臨床空間を作り出すこと→聖なる空間作り

1,自身のうちなる空間を感じる
   自分の頚部上端から骨盤底までの内にあること、自身の内なる状態を感じる。

2,これからコンタクトを開始することの交渉。ゆっくりやるのが早道。
   患者の傍にいてコンタクトの意志を送る。言葉に出して伝える。
   実際のタッチ前にもあなたの意志への反応を傾聴する。

3,実際のタッチ、患者のリード
   近すぎないか?コンタクトは大丈夫か?重すぎないか?軽すぎないか?
   システムから伝わって来るものの実態を通じて時間をかけてコンタクトの交渉を読み      
   取る。

4,自分の注意(意識)の状態について。
   身体コンタクトをしながら意識があまりに近すぎたり遠すぎたりすると、そのコンタ   
   クトが安全に感じられなかったり抑え込まれたような感じだったりする。自分の注意
   が患者のシステムに侵入してしまって知らぬうちに組織を掴んでしまうことがよくあ
   る。
   すると、システム本来の動きではなく、あなたが注意を向けたことに対するシステム
   の反応になる。
   患者のシステムに対して注意(意識)を向けたり逸らしたりの練習をする。
   良いと感じられるコンタクトが双方に感じられるか見てみよう。

5,傾聴の場の確立、静かな傾聴の場を動的に確立すること。
   その人の全体、つまり身体とそれを取り巻く外部環境とのやり取りの場の認識を保持
   すること。
   4、迄を確立した後、この大きな傾聴の場を確立しこの場の中で患者のシステムから
   どんな種類のやり取りが起こるか見てみよう。



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by kardawork | 2014-03-17 16:08 | クラニオセイクラル

クラニオセイクラルバイオダイナミクスvol.6


作業の中で生じる親密なコンタクトは施術者と患者の間のかすかな境界をあいまいにしてしまう可能性がある。
この問題を理解していないと、患者のシステムの中に迷い込み、混乱、または精神的な霧に包まれた状態に終わってしまうことになる。なすべきことが分からなくなり、システムの境介を尊重しなくなってしまうかもしれない。何かをやってやろうとする罠に陥り、何がおこる必要があるかを本当に傾聴することが出来なくなってしまうこともある。自分の意思をもって患者のシステムにわずかにでも入り込み、知らないうちにその人を再トラウマ化してしまうかもしれない。ー以下略ー
 相手を尊重して傾聴する態度が少しでも崩れると、それは自己満足の押し付けの施術になってしまうかもしれない。なにか反応を感じるかもしれないけれど、それは自分の意思の反映で相手の奥底からの表出ではないかもしれないということ…恐ろしいですね

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by kardawork | 2014-03-13 16:52 | クラニオセイクラル

クラニオセイクラルバイオダイナミクス(5)

前回書いてて、それをいじくっていたらパッと消えてしまった!!
やっとそのショックから立ち直りました^_^
この一連のシリーズは講座にでた全ての人が読み理解する必要はないかもしれません。
一応こんなものかとザッと目を通していただけたらいいとおもいます。
しかし、クラニオを長く深くやって行こうかな〜と思っている方は是非読んで下さいね、何度も読み返して下さい。
読み物として読んでも面白いですね

※以下は理解しておくべき基本である。

私たちが知覚的スキルを用いるプレゼンス(向き合い)の状態では、私たちが治療を成すのではなく、何をすべきかわかる必要もない。

治療のプログラム、つまり治療の優先順位とその仕組みはすでにlその内にあるのだ。
私たちは「患者の健康によって作動する未完の優先順位」に耳を傾ける。
私たちはただそれを聞き、認識し、促しさえすればいい。

クラニアルコンセプトでは触診がこの過程の中心になる。
この治療ではあらゆるレベルの知覚を受け入れるタッチを学ばなければならない。

システムや組織を掴んではならない。防御反応を起こさせないような触診を作り上げる事が重要だ。
このコンタクトの深さで施術者は患者の生きた歴史と直接繋がることが出来る。

「その瞬間は患者の健康と共にあることの結果で満たされる」

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by kardawork | 2014-02-19 10:27 | クラニオセイクラル