屋久島に行ってきたー! 一足お先のゴールデンウイークで21日から1週間。洋上のアルプスと言われてるらしいがマサにそのとうり!美しい山々が連なっていて山好きにはたまりません。 そして下山後には温泉が待っている。山菜に海の幸、よだれが出るでしょ! しかしなんといってもその魅力の最大のものは山の中です。 当日は未明まで大雨。傘を忘れてしまったので観光センターで無料傘を借りる。 登山口に着いた時には傘の必要は全くなくなっていてまるで手ぶらの山行になった。 決められたハイキングコースから登山コースに入って、私1人になって、森はすっかり落ち着いて自分自身を現してくれる。 水をたっぷり含んだ苔が分厚いクッションのようにどこにでも敷き詰められている。落差わずか50センチほどのできたての滝の音がなんと饒舌に山森の本質を語ってくれた事か。 今思い出しても私は深い幸福感に包まれてしまう。 目的の山はずいぶんと遠かった。道々思う、頂上に着く事にたいした意味はない。その過程、誘われているその優しさこそ感じるために歩いているのかな。 とは言えスッポリと包みこまれていた中から突然開け放たれた頂上の感覚はまたサイコー!平たいお椀をひっくり返したようなその岩の大地に大の字になってうつ伏して、何千年前からのエネルギーと太陽のエネルギーのミックスした温かさを体中に頂いてきた。
by kardawork
| 2007-05-01 23:57
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